昨年末に発売となったノーマルラインナップの海外対応DoCoMo携帯。
海外でも普段使用している番号で発・着信出来るのは相当に便利だ。
特にビジネスシーンにおいでは有効だと思う。

ようやくにして利用シーンを海外に広げたDoCoMoの携帯と以前から海外での通信手段として使われているGSM携帯、さて、どちらがお得なのだろうか。

私がDoCoMoの携帯を利用したのは今のところ4カ国(Cuba, Mexico, USA, 台湾)において。
それとGSMの海外携帯をよく利用したマレーシア、シンガポールでの携帯事情にはちょっと詳しいです。

キューバ
DoCoMoを使うと、発信に国内80円、日本向け380円、着信に220円かかるのに対して、GSM携帯を使っても若干は安いけれど似たような使用料金(国内発信0.50CUC/1min、着信0.44CUC/1min、日本へは確かではないが1分480円くらい)。さらに電波の使用料1日360円、もし、手持ちにGSM携帯がなく端末もレンタルするのならさらに1日あたり720円上乗せだ。
だからGSM携帯を持つメリットは殆どない。国内で頻繁に着信があるのならGSM携帯を持つべきだろうが、そうでなければDoCoMoのままで充分だ。ちなみにDoCoMoの電話へはかける方に多大な負担が掛かるから、国内の友人からの着信は一件もなかった。それをもつめるのならGSM携帯だ。
キューバではi-Modeが使えない。ショートメールのみしか出来ないのはコストも高く、またi-Modeメールに受信しても読む事も出来ず、また、受信した事実さえも知る事が出来ない。
ちなみにDoCoMoのショートメールは
全角70文字
半角160文字
一通100円
です。

メキシコ
発信
国内80円
日本向け380円
着信
180円
海外220円

米国
発信
国内125円
海外140円
着信
175円
メキシコと米国については勉強不足。GSMを使うとどれくらいのコストになるのか、よくわからない。米国内で長電話するならホテルでスカイプだろう。メキシコのホテルではインターネット環境がまだまだよくない。


台湾
発信
国内75円
日本向け175円
着信
145円
台湾やシンガポールは携帯事情、普通の国という感じ。GSM携帯でも日本での常識的なコストくらいはかかる気がした。だから短期ならDoCoMoで充分だろう。
台湾はPHS大国なのでWillcom端末での通信を試みた事があるが、PHSによるスカイプはほぼ使い物にならなかった。ここいらで長電話する場合にもホテルでスカイプだろう。大抵のビジネスホテルの客室で有線&無線LAN接続が出来る。



マレーシア
発信
国内75円
日本向け175円
着信
80円
マレーシアは隠れた携帯大国だ。
DIGIのIDD Chatzカードではマレーシア国内RM0.36(12.24円)/分、日本の固定電話へはRM0.20(6.8円)/分、DoCoMo等の携帯電話へはRM0.85(28.9円)/分となる。着信は無料、SIMカードはたったのRM8.5(250円)でRM10の無料通話付き!ちなみにSMS(ショートメールサービス)は1通RM0.20(6.8円)だ。

ところで今回のキューバ、どんな感じかというと、個人的には普段、プランの無料通話分が余り気味なのでそんなに痛くはない感じだ。
とはいえ、調子に乗っての長電話は禁物です。


DrumStudio LA FIESTA
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