シンガポールには1:09の到着、離陸は前日の19:30だったから6時間39分の飛行であった。
時差は−1時間。
南国なのに空港内はひんやりとしていて、ジャケット着用時にぴったりくるよう設定されているのだろう。

イミグレーションをくぐらずに5時半まで待機、ネットをしたりなどして過ごす。

何気なく世界の天気を検索していたら今回の目的地、モロッコマラケシュは最高気温40℃超であった。ロンドンは17℃くらいだから体調がどうにかなっちゃったりして…

シンガポールチャンギ空港で夜明かしするならイミグレーション抜ける前の方が快適だな。
預け手荷物も放りっぱなしでここは安心出来る。

格安キャリア、エア・アジアのボーディングパスは非常にチープだ。
スーパーのレシートのようだ。
同じ格安でもジェットスターのボーディングパスの方が格好良い。

20100916AirAsia.jpg


昨日の為替介入は2兆円規模だったそうだ。
過去最大級。
とはいえ、ちょっとすれば円高はまだまだぶり返すんじゃないかな。

離陸は予定ピタリの7:45、着陸は予定より早い25分早い8:20、素晴らしいですエア・アジア。

次のロンドン行きのチェックインもセルフで4時間以上前にも関わらずOK!
あとはバッゲージドロップカウンターに荷物を預けて完了。

近所で朝食。
マレーシアのご飯は大好きなので、ミーカリアヤム???とミロアイスを注文する。
こんなのが定番だなー。
セットで300円。

シャワー。
クアラルンプールでイミグレーションを通った先にあるというCゲートを探したが見つからなかった。
と、いうか着陸地点ではTゲートの案内しかなかった。
いやー、そのCゲート付近に有料快適シャワールームがあるというので期待していたんだけど。
しかし空港内のレストルームに無料の水シャワー施設を発見したので空港内のキオスクでシャンプー等を買い、果敢にも挑戦。
いやー気持ちよかった。
個人的にはこれで全く問題ありません。
水は冷房で冷やされるためか、出し始めがやや冷たく、出し続けていると温くなる。

時間余りすぎ。

ネットは出来る設備が見当たらない。
こちらTゲート付近にはチープキャリアばかりみたいだから、差別されているのかも。

しかし寒い。
熱帯ど真ん中にも関わらず、シンガポールもクアラルンプールも空港内は寒い。
外だって、今年の日本の夏に比べたら涼しい感じがするな。
ロンドンに住む同級生の薦めに従ってロンドン滞在のためだけのつもりで持ってきたジャケットが、熱帯でも結構役に立っている。

エア・アジアは必ず一度ウエイティングルームに入るようだ。
空港内をうろうろしていると、他にも格安キャリアがいくつかある様子だったから、次回は検討対象に入れておこう。

マレーシアもシンガポールもまるで母国であるかのように落ち着く。
ロンドンまではここから13時間のフライト。
ははは…日本を出てすでに18時間と45分…こんなに長旅してきて、しかしまだ日本から直行した方が速いんじゃないか。
長い距離を乗った方が安いなんて…需要と供給の関係なんだろうけれど複雑だね。

しかし…長い。
到着までがとても長い。
2006年に行ったブラジル並みか、それをやや上回る遠さだ。
今回ロンドンまでは結局のところ往復総額で9.4万かかったが、日本からの最安はイスタンブールまで13.5万というのがあったんだよな。
それも経由便だった気はするけれど、なにしろ早めに旅程を立てて日本の代理店で格安を買うのが一番賢い方法だろう。
今回は8月末に決めたから仕方ない。
ま、好きなマレーシアやシンガポールの風を感じられたのだからよしとしよう。
欲を言えばマレーシアで何泊か組みたかった。

エア・アジアのロンドン線。
無茶苦茶寒いんですけど。
両隣の白人の若者も震え上がってるんですけど。
こんな寒い飛行機があろうとは。
Tシャツに襟付きの長袖のシャツにジャケットを着てまだ寒い。
温度はケチらない方がいいなあ。

その後、室内温度はやや上がってきた。

車内販売でビールを1本買う。
RM12、300円ちょっとだから、大手の5ドルより安いだろう。

ロンドン到着も予定ピタリ!
しかし入国審査が混みまくり。
審査官がはじめの3人から終盤には6名にまで増えてピッチが上がったものの、抜けるまでに2時間もかかった。
根掘り葉掘り色々な事を聞かれた。
こんなに質問されるのはキューバ以外にないなってくらい。

抜けた後は市内への電車。
珍しく(初めて)自動時刻設定される携帯の時計が3分ほど遅れており、油断して予定の駅を乗り過ごし。
しかし無事Uターン。
友達には迷惑かけてしまいました・・・。

家に到着するも、寝静まりかえり。
当たり前の23時過ぎ。
すみませーん・・・

同級生お手製のカレーを頂き、さらに振る舞いビール!
ジンジャーの利いた面白いビール。
イギリスにもベルギーみたいなジャンルがあるのかな???

しばし歓談の後、じゃ寝ようかって時になって、懐かしい高校のアルバム登場!
こりゃ寝られないわなーって感じで夜は更けていきましたとさ。