ハバナにある名門音楽学校「アマデオ・ロルダン(Amadeo Roldan)」の打楽器科講師であり、弟のピアニスト、エルナン・ロペス・ヌッサ(Ernan Lopez-Nussa)やピアニスト、ロベルト・フォンセカ(Roberto Fonseca)率いるテンペラメントを始め、トランペッター、ボビー・カルカセス(Bobby Carcasses)、ベーシスト、フェリペ・カブレラ(Felipe Cabrera)、その他数え切れないほどの著名アーティスト達のワールドツアーやレコーディングをこなしてきたルイ・ロペス・ヌッサ(Ruy Lopez-Nussa)が長年に渡って調査・研究の末書き上げたキューバンドラムのバイブル。
ダンソン、チャチャチャ、、マンボといったポピュラーリズムについても詳しいが、秀逸なのは何といってもサンテリア等、フォルクロアのリズムを独自のアイデアによってドラムへとトランスレートした部分だろう。
バンバンなど著名バンドのコピーを、実際にドラマーの脇に構えて採譜の上、演奏者本人に内容を確認し楽譜化した辺りも素晴らしい。
キューバンドラマー1のインテリジェンスを誇る人物の著作、その内容は相当にヘヴィーだ。
CD付き。

「 Ritmos de Cuba - Percusion y Bateria 」 by Ruy Lopez-Nussa Lekszychi
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著者のRuyと一緒に
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DrumStudio LA FIESTA
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