ふとロマン派の人のカデンツァって、どんな音遣いだったっけーと懐かしくなり、リストとか弾きあさってみました。
ピアノの楽譜は自宅とスタジオに分けておいてあるので、うちスタジオ側で探してみたら、ソナタやその他収録の楽譜と、ハンガリー狂詩曲集が出てきたので、カデンツが大量に仕組まれているハンガリー狂詩曲集をパラパラと弾いてみた。
メロディーの歌い方は技巧的だけど、素直な音遣いも多い。
こうしてジャズ系にソデを通してからクラシックの曲を弾いてみると、その曲を見る目が随分と変わってくるものだ。
週末にエルナン・ロペス・ヌッサのピアノを聴いていたら、彼の引き出しにはクラシカルな音遣いが垣間見られたので、ちょっとそんな事が気になってしまったのです。
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- 藤田浩司のブラジル音楽旅行記- 「成田へ 19 mayo 2006」