20071010PorLaManana-SalangTiomanMalaysia.jpg

朝7時半のスピードボートには間に合った。
出航はほぼ定刻通りだ。
サラン(salang)から島の中心地テケッ(tekek)まではちょうど20分かかった。
サランから珊瑚礁のきれいなモンキーベイ(monky bay)まで泳いでいけるかと思っていたけれど、ちょっと危険な距離だな。
途中、取り付くシマがない。

テケッからのボートは未だかつてない混雑振り。
やはりハリ・ラヤ・プアサ(hari raya puasa)が近いせいだろう。
この調子だとバスも混みそうだ。

海から眺めるテケッの開発はすさまじい。
桟橋ではなく、どうやら税関前に港を作るようだ。

ブルジャヤ(berjaya)を越えるとDIGIは電波の入りが急に悪くなるが、セルコム(celcom)は全く問題ない。
パヤ(paya)ではどちらもアンテナが立つ。
が、どちらも不安定だ。
DIGIの方はリミテッドサービスだったかもしれない。
パヤを越えた海上ではセルコムのみが入る。

グンティン(genting)ではDIGIはリミテッドサービス、つまり一般通話不能、セルコムはOK。
また人がどっと乗ってくる。
座れない人もいる。
ハリ・ラヤ・プアサのせいだろうということは、もはや確信に変わった。
グンティンの出航はサランを出てから50分後の8:20。

ニパー村でも使えるのはセルコムのみだ。
最後の寄港地、ニパー(nipah)村を出航したのは8:25。
まもなくティオマン島のシンボルである二本の角のように高く切り立ってそびえる山が見えた。
が、その山頂は雲に隠れて今回見る事が出来なかった。
そしてティオマン島とお別れする。
20071010LasMontanas-TiomanMalaysia.jpg

島を離れて海上に出ても、セルコムはリミテッドサービスとならずにアンテナが数本立つ。
これはエリアが違い過ぎる。
ティオマン島ではセルコムが便利だ。
DIGIが使えるのはブルジャヤからパヌーバ(panuba)までの間のみだ。
・・・と、思ったら半島に近い海上ではDIGIのみがエリアだ。
これは意外。
もっと意外な事にメルシンの船着き場ではセルコムはエリア外で、DIGIのみが通話可能。
ナゼ・・・???
もしかしたらセルコムは何か障害が起こっていたのかもしれない。
メルシンの街中にもセルコムのショップはあったので。
20071010CelcomXPax-Malaysia.jpg

メルシンの港には9:45に着いた。
降りる人がたくさん!
20071010SpeedBoat-MersingMalaysia.jpg


10:00、チュパ・エクスプレス(Cepat Ekspres)社、クアラ・ルンプール(kuala lumpur)行きのバスに乗ってクルアンへ向かう。
バスはガラガラだった。
ほどなくして、道は両脇に椰子のように見える木がずーっと植林されているワインディングロードとなる。

クルアンに到着。
早速、荷をほどいて街に繰り出してみると行きに寄った時よりも活気に満ちている。
デパートにも商品が多く、日本の歳末商戦さながらだ。
スラマッ・ハリ・ラヤ・アイディルフィトゥリ(selamat hari raya aidilfitri)などと書かれたグリーティングカードがあちらこちらで売られている。
こんなところもクリスマスカードや年賀状とそっくりだ。
CD屋で待望のBila Tiba Hari Raya...というコンピレーションアルバムとその他店員オススメのCDを買った。
20071010BilaTibaHariRayaCD-Malaysia.jpg

初めての国に行くと、よくCDショップの店員さんに今、流行っているCDを紹介してもらう。
ま、マレーシアは何度も来ていますが、CDを買うのは初めてだったので。
M15のラヒマー・ラヒム(rahimah rahim)、「スラマッ・ブルハリラヤ(selamat berhariraya)」や、M6のM.ナシール(m.nasir)、「サトゥ・ハリ・ディ・ハリ・ラヤ(satu hari di hari raya)」、それからM16D.J.デイブ(d.j.dave)、「ムンジュラン・ハリ・ラヤ(menjelang hari raya)」などは特に好きだ。
店員のオススメでは真っ先にシティ・ヌルハリザ(siti nurhaliza)の「トランスクリプシ(transkripsi)」が挙がった。

いつものインド飯屋に行くとこちらの事をみんなよく覚えている。
さっきホテルでもメイドに1010号室に泊まっていた日本人だよね、って声をかけられたし、みなさん記憶力にすぐれています。
DIGIのショップへ行ってシンガポールでの電話のかけ方を訊ねた時にも覚えられていた。
なんだか嬉しいものだ。
ちなみにシンガポール国内でDIGIの携帯を使う場合、まず「*111*」をプッシュした後に「国番号」を入力するそうだ。
例えば日本の090-1234-5678に電話する場合には、「*111*819012345678」とプッシュする事になる。
予想に反してサラン(salang)で使用する事が出来なかったため、買いおきしておいたIDDカードが大量に余ってしまったけれど、有効期限は約4年後の2011年、またこの先活躍してくれる事だろう。
プリペイドについては今、手元では確認できないがこちらも似たようなものではないだろうか。
20071010DIGIBeyondPrepaidCard-Malaysia.jpg

20071010DIGIChatzIDDCallingCard-Malaysia.jpg


とにかく街中を歩く。
歩き続ける事によって、色々なものごとが見えてくる。

日本にはパナソニック(panasonic)があるけれど、マレーシアには大手ペンソニック(pensonic)がある。
写真にあるとなり「ハナビシ」もマレーシアのメーカーだろう。
20071010Pensonic%26Hanabishi-KluangJohorMalaysia.jpg

それから日本にはカシオ(casio)があるけれど、マレーシアにはカディオ(kadio)がある。
20071010Kadio-KluangJohorMalaysia.jpg

ベビーGに至っては・・・
20071010BabyG-KluangJohorMalaysia.jpg
これは、わずか500円チョイで買う事が出来る。


今回、夜の屋台街は大盛況だ。
20071010NaghtMarket-KluangJohorMalaysia.jpg

屋台も盛況だけれど、ちょうどイスラム教徒がご飯を食べられる時間になったらしく、どこの店を覗いてみても店員たちが奥の方で車座となりご飯を食べている。
圧巻は銀行の中でゴザの様なものを敷き、大勢の人が靴を脱いで会食している様子。
ガラスのウインドーを通して、その様子が外から丸見えなのである。

テレビを眺めていたら深夜、M.ナシールのPVが流れ出した。
20071010MNasir-Malaysia.jpg


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