テレビや新聞はほぼ絶対に、韓国に対しての否定的な情報は流さないから、たまにはこういう本を読んで国際情勢、文化、歴史についての認識を正す事が必要だろう。

しごく当たり前の事を、なぜか当たり前に言う事が出来ない日本社会に勇気を持って投げ出された貴重な漫画だ。
その事実を曲げようもない多くの第一次資料を基に語られているから説得力がある。

韓国は日本に併合されたのであって、いわゆる欧米型の植民地ではなかった、という言葉にも写真や当時の統計、公的資料などをふんだんに持ち出して説得力がある。
日本だった頃の朝鮮半島では警察官の6割は朝鮮人、知事のポストは4割が郡長・村長はほぼ全てが朝鮮人であった。
また日本併合前には儒教カーストにより奴隷制があったものを廃止したのも、またハングルを普及させ半島人識字率を劇的にあげたのも日本の政治だ。
100校に満たなかった小学校の数を終戦までに5000校にまで増やしたのも日本なら、朝鮮語辞典を初めて作ったのも日本の政治だ。
日本は朝鮮から搾取したどころか、統治していた当時、半島の近代化の為に国家予算の20%をも投じている。
朝鮮の改革派、一進会が選んだ日本併合の道は、当時の半島情勢からすれば最も正しい選択だったと考えられる。
日本への併合は、朝鮮の議会自らが選択した道でもあった。

そして戦後、韓国がGHQを通じて日本に要求した補償額は21億ドル。
それに対して日本は軍事用資産を除き53億ドルの資産を半島に残し、尚かつ日韓基本条約締結の際には計8億ドルの経済協力金を支払っている。
日本はそもそも韓国と戦争していないので、賠償を行う必要が全くないのにもかかわらず、である。
なおこの日韓基本条約の締結によってお互いにその後の戦後補償に対する請求権が失われているいるのはもちろん公然の事実である。

韓国がどういう体質の国であるかは2002年日韓共催ワールドカップの試合にも端的に表れている。
とにかく事実は汚い。
詳しくここでは言うまいが、結果、FIFAの公的資料にもW杯の10大誤審に日韓W杯での韓国戦が4件も含まれているという。
サッカーにはほぼ全く興味ないし、当時日本のマスコミはそういった事についてはまったく触れていなかったから、私も全く知らなかった事ではあるが。

韓国を知るには、とにかくこの国の常識を広く覆っている儒教について知らなければならない。
それが日韓問題を考える上では必要不可欠だろう。
残念だがここでは日本的な常識は殆ど通用しない。
儒教は下位と思われるものに対して苛烈である。



この本に書かれている内容は過激でもなんでもなく、事実を事実と言っているに過ぎないのだが、これを過激と世間は評する程に現在の東アジア情勢を巡る認識はマスコミを中心に歪んでいるのである。

そのマスコミ・・・朝日新聞毎日新聞NHK、TBS、テレビ朝日その他が一部事実に反する異常に歪んだ報道をしている事についてもこの漫画を読めばよくわかる。

日本人なら、とにかく必ず一度は手にとって読むべき漫画だろう。



こういう事を述べると私は「右翼」と思われがちであるが、まったくそうではない。
私の信条は「右翼」でも「左翼」でもない。
実際、元々東アジア情勢が気になりだしたのは小学生の頃読んだ森村誠一の931部隊についての本や、本田勝一の著作だ。
どちらの意見も聞き、とにかく第一次資料に目を通して考え、確固たる証拠に基づいて事実を見つめれば歴史は歴然としてあるしかなく、私はただその歴然とした事実をそのまま述べているに過ぎない。
だから余分に色を付けた部分はまったくない。
長年両方の側の意見に耳を傾けた結果、残念ながらどうもいわゆる「左翼」の側の意見は客観的事実に乏しいのである。
歴史は事実に基づいて描かれなくてはならないと思う。
もしこの漫画に書かれている事が事実ではないと言う人がいるなら、反証を持ってきてそれをせめなければならないだろう。
とにかく真実を洗い出したいと思っています。
資料に基づく歴史を作りましょう。


藤田浩司-koji fujita-のCUBA2007音楽の旅・1「サンチアゴ・デ・クーバ 19 junio 2007」

DrumStudio LA FIESTA
→コメント、トラックバックはこちらからお願いします(^o^)
cozy-corner~藤田浩司(ふじたこうじ/koji fujita)のblog