たとえば四分音符でカウントするとしよう。
その四分音符をどんなに正確にあるべきタイミングで演奏出来たとしても、音楽にはまったくハマらない場合がある。
いや、本当に。
音としては聞こえない、発音させる前の動作タイミングがノリには重要だと思う。
大切なのは発音のない一拍4分割ならば4つめのノリであり、一拍3分割ならば3つめのノリだ。
たとえば奏者同士で足踏みしてノリの揃い方を確認しようとする場合、足踏みそのもののタイミングだけ合わせようとしても中々合うものではない。
より重要なのは足踏みするために「足を上げる」そのタイミング。
ここが俊敏に揃えば、切れの良いビートで合奏出来るんだ。
いや、本当に。