毎日新聞の記事より見つけたこの記事。
ビール王国ドイツの、しかも寄りによってバイエルン州において、まさか飲酒運転を取り締まる法律があるとは・・・思いも寄りませんでした。
正確には、取り締まる法律はあると思っていたけれど、ビール王国バイエルン州ならば1リットル飲んでも平気だと心のどこかで思っていました。

バイエルン州首相ベックシュタイン氏の発言・・・「1リットル飲んでも(車の運転には)問題はない。2リットル飲んでも1、2時間たてばいい」。

日本の基準で標準的な体重・体質を持つ人なら、国内においてそれはない。

もし、1リットルのビールを飲んだとしたら、アルコールを「完全に分解」するのには一般に5時間弱の時間が必要だ。
それ以上に深酒すれば翌朝でも危ないといえる。

ちなみにビール大瓶1本飲んだ直後でも、酒気帯び運転の基準値以下にしかアルコール濃度が上がらない人も多いと聞く。
アルコールの体内分解の速さについては、個人差が大きいので一度きちんと計ってみたら面白いかもしれません。

一般に男性で1時間に8gくらいのアルコールが消失される。
ビール大瓶1本(633ml)あたりのアルコールの含有量は22g。


以上、理科のお話でした。

ちなみに道路交通法では呼気1リットル中0.15mg以上アルコールを検知した場合、「酒気帯び運転」としています。

アルコールを嗜むならば、モラルを持って!


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