割と早起きをして、アナハイムにあるホテルから海岸の方へ向けて出発する。
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ラグーナビーチの辺りはいつ訪れても良い眺めだ。
西海岸特有の切り立った崖の上に、瀟洒なたたずまいの別荘が高い椰子の木の間に並ぶ。
空は青い。
今日は快晴だが、しかし風がとても強い。
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メキシコへ入る前にサンディエゴのオールドタウンに寄る。
米国とは歴史の浅い国であるから、オールドタウンと言っても何かピンと来ないところもある。
うーん、これで歴史的なのね、みたいな。
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さて米国サンイシドロからメキシコのティファナへ通じる国境を簡単に越える。
ここではパスポートも不要だ。
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国境を越えると街の様子が一変する。
物売りのおじさん達から私たちに声がかかりまくる。
ここの売り子さんは日本語が堪能だ。
「チョットマテ」というキツい言葉とは裏腹に、にこやかに店へと招く人。
「ホトンドタダ」「ミルダケタダ」「アメヨコヨリヤスイ」「ビンボウプライス!」挙げ句の果てには「100パーセントワリビキ!!!」との声も。
ダークーホースとしては「サイタマ!」「チビッ!」「シンコンサン」等々。
「チビ!チョットミロ」と言われて、背の低い弟子は普段温厚なのに若干キレ気味だった。
とっておきとしては「ニンニキニン♪」とつぶやいていた人がいました。
まぁ、それらの言葉について、意味は彼らもよく理解していないのではないか。
これらをいったいどこの誰が教えるのか。

それに人の事を指さしながら「ジャッキーチェンだ!!!」といってにこやかに親しげに挨拶してくるおじさん。

このような人間への関わり方がなんとなく嬉しい。

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ティファナにやって来た目的はマリンバの楽団を見る事だった。
が、一通りライブハウスや路上のよく演奏していそうなところを見てまわったが、今日、彼らはいなかった。
とても残念。
弦楽器とアコーディオンの楽団はちらっと見かけたけれど。
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帰りに一応おきまりの本格タコスを食べる。
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弟子は可愛らしい顔立ちをしているから、どこへ連れて行っても男どもから声がかかりまくる。
それは今回、異国カリフォルニアの旅でも同じだった。
ここでもお店のホルヘがやけに親しい。
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が、しっかりとメキシコシティ価格の約10倍の料金を持っていかれた。
ま、メニューに書いてあった料金だしそれに楽しかったからいいんだけどね。
ここでメキシコの誇る名品、銘品ボエミアと、メキシコといえば定番として語られるコロナを飲んでみる。
ボヘミアモルトがふくよかな優しい味わいのビール、コロナはすっきり爽やかな清涼飲料のような味わいのビールだ。
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夜は米国ボストンの名品、サミュエルアダムスを飲んでみた。
やや荒いキメの泡が高く立ち昇り、いい感じだ。
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DrumStudio LA FIESTA
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