朝10時半クルアン発のバスでティオマン島行きフェリー乗り場のある港町、メルシンへ向かう。
途中の道はワインディングが大きく、かなり揺れる。

メルシン着12時。
今回初めてフェリー発着所のバスターミナルにバスが着いた。
ここでもやはりどこからか声をかけてくる人が現れる。
バスターミナルでも必ず声がかかるが、マレーシアでそのテの人から声がかかった時には、まず真面目な仕事人だから安心してよいだろう。

メルシン市街
メルシン市街.jpg


付いていくと、やはり旅行会社の人だった。
ここで宿とボートを予約する。
サランインダーリゾートのシーサイドビュー1泊120RM。
ちなみにヒルサイドは90RM。
いやいや、年々高くなるなぁ。
今回は絶海の一軒宿、パヌーバに泊まるのはやめてしまった。
サランでノラリクラリだな。
こちらはリゾートに適度な規模があり、あまり不自由を感じない。
ビールも歩いて買いに行けるし。
ここでピアニカを練習しまくり、曲を書きまくり、そしてノルマの仕事を全部やっつけるのである。
ちなみに秘境パヌーバの宿はエアコン付きシーサイドのドリアンルーム1泊朝食付き90RM位だ。

島の中心地テケッにある免税店でタイガービールをしこたま買い占めようともくろんだが、それは許されなかった。
途中下船のアレンジは出来ないとの事。残念。

スピードボートは13:45にティオマン島へと向けて出発した。
相変わらず猛スピードで波がお尻に固く響く。
今日は土曜日のせいかチャイニーズがやたら多い。
普段は白人ばかりなんだけど。
チャイニーズ、多分シンガポーリアンだと思うんだけど、この人達はよくゲンティンというリゾートで下船する。

スピードボート
スピードボート.jpg

ティオマン島はじめの港、ゲンティンには14:45に着、その後テケッ、ABCを経由してサランには15:15に到着。
早速宿へと向かう。
今日1日だけシーサイドビューの部屋が満室で取れなかったのだが・・・
今日の部屋はひどかった。
長屋の一室で確かにエアコンはあったが、陽の当たらない、窓が一つの風通しの悪い部屋であった。しかもテレビ、冷蔵庫、それに電源もないときている。
上から配管の水漏れが壁づたいに垂れてくるポイントがあるし、なるほど、これでこの宿の評価が割れるのか、という事がよくわかった。
今までティオマン島の宿ではずれに出くわしたことがなかったので油断した。

サランインダーリゾートレセプション
サランインダーリゾートレセプション.jpg

油断といえば、今回のエージェントの仲介料は高かった。直接予約するのに比べ一泊毎に20リンギットも加算されていた。
これも今までマレーシアで嫌な目にあった事がなかったので、油断したものである。

手数料の高い旅行社、パラダイスアイランド
手数料の高いパラダイスアイランド.jpg

てっきり宿が値上げをしたのかと思っていたが、そうではなかった。
仲介料なし、宿に直接予約した場合の料金、この長屋は1泊70RM、明日から移るシーサイドビューの快適な部屋は100RMだ。
直接の予約と、ここでは長屋より上のランクの部屋に泊まる事をお勧めする。
値段以上にクオリティの開きが大きい。

久々に数年前に出来たサランコンプレックスでご飯を食べる。

桟橋から見るサランコンプレックス
桟橋から見るサランコンプレックス.jpg

ナシゴレン4.5RM。

ナシゴレンカンポン
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この場所にはなぜか地元のマレー系とインド系のみがたむろする。
なぜか中華系の人もいない。会話もマレーシア語でだ。
私はこの場所、結構落ち着く。

さて、夕方18時半を過ぎ、お爺ちゃんのビール屋が開店する時間になったので出かけてみた。
が、なぜか本日は店が開かない。

お爺ちゃんのビール屋
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これもはじめて。
うーん、残念。ブラジルのスコールが3本10リンギットだったのだが。
仕方なく近所のレストランでタイガーを飲む。
こちらは1本5リンギット。160円くらいか。
海外でこの値段は高く感じるが、まぁマレーシア本土並の値段だ。
通常島の物価は高いが、ティオマン島が数年前にフリーポート指定を受けた後、ビールはグッと安くなった。

今まで行った国の中で最もビールが安かったのはエクアドルだろうか。レストランで大瓶1本頼んで100円くらいだった。その他ベネズエラやブラジルもかなり安いように感じた。
逆に一番高かったのはバハマ。ここではスーパーで小瓶1本買っても250円くらいしたように思う。

6年前からの友人、インドネシア人のゲイボーイ、ラダに会った。
一年振りの再会。また少しふっくらとしたようだ。
歳を取るということは、悲しいかな、肉体を崩してゆく。

ピアニカを練習する。
レコーディングの時には弾くのが難しい曲はホースを使って鍵盤を机に置いての演奏だったので、かなり普通に弾けたのだが、ライブでのビジュアル面を考えるとやはり管楽器のように構えた方が見てくれが良いと思い、マウスピースで練習している。
うん、オクターブのアルペジオがまずまともに当たらない。
鍵盤と手の関係が不自然でやたらキツい。
今日のところは楽器を真下に構えると若干良いように感じた。
これから約二週間、試行錯誤してみます。

作詞は順調。「君とドライブ」、「戻れないかな・・・」、「愛することをやめよう」、「君は素敵さ」と今日だけで4つ出来た。丸二日で10作。もうこれくらいあればアルバム一枚には充分かな。
さらに昨日までに作詞した「君はかわいいね」と「卒業前の告白」には完璧にメロディーを付けてみた。

その他ノルマの仕事、テレビコマーシャルの曲を一応作ってみた。

DrumStudio LA FIESTA
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