6月となりました。
6月にはキリスト教圏では色々なお祭りがあるようです。
少なくともブラジルやベネズエラでは相当メジャーな祝祭日のようです。

さてキューバにおける6月24日サン・ファンの祝日、キューバ第二の都市、サンチアゴ・デ・クーバで偶然その日を迎えた事がありますが、その当日も事前にはあまり騒がれていませんでした。何かお祭りがあるぞ、ってくらいで。
キューバはカーニバルの日さえキリスト教の祝日に合わせずに政府の都合で夏にやってしまうくらいですし、革命後しばらくのあいだ宗教を禁じられていた特殊な事情がありますから、他のキリスト教諸国に比べるとこれらが地味な扱いになってしまっているのかもしれません。

カラバリの友人が明日ならコンガのパレードが見られるって教えてくれたので、翌日の午後見に行ってみました。

人混みで危ないというので、パレードが通る道路に面した家の屋上で見る事に。

しばらく待っていると人混みが近づいてくる。

コンガの楽団がやってくる
コンガの楽団がやって来る.jpg

あっという間に道路は人で埋め尽くされ、そのうちコンガの音が遠くで聞こえ始める。

コンガの人混み
コンガの人混み.jpg

コンガの人混み2
コンガの人混み2.jpg

これはすごい!
眼下では確かに時折流血戦が。
警察に追われ逃げる犯人、人の波が左右に割れる。
上からのぞき込んでいる限り、写真がないのが残念の大迫力。

この人混みの中で観覧するならモノは何も持たず、決死の覚悟で!

あらかじめ、コンガパレードの通る道沿いに、バルコニー付きの家を持っている人などと友達になっておく事をお薦めしておきます。

コンガの楽団はすごいノリだ!!!!

コンガの楽団
コンガの楽団.jpg

ここの通りの名前は忘れちゃいましたけど、カラバリやトゥンバフランセサの家があるピオ・ロサド通りに平行して走る1,2ブロック湾よりの道です。
この通りを走るコンガの楽団はロス・オーヨス。
名門です。

さらにもう少し湾よりの道では、これもやはり名門、サン・ペドリートのコンガ楽団がパレードしていました。

その他カサ・デ・ラス・トラディシオネスなどがある、丘の上チボリ地区でもコンガのパレードがあるようです。

特にこの日を目指してやって来る観光客は皆無のようです。
外人はまったく見かけなかった。
だから宿泊料金も安いし、コンガを見るなら6月24日、狙い目かも知れません。

お時間のある方、ぜひどうぞ!

DrumStudio LA FIESTA
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藤田浩司のブラジル音楽旅行記- 「こんな日もあるかな 30 abril 2006」