カジュラホへ向かうため本日10時チェックアウト。
食べてないものの料金を過算請求されたりして、さすがはインド、手強い。
払わなければすんなりと引き下がるのもインド流だ。
宿の名前は「オールド・ヨギ・ロッジ」だ。
ヨギ・ロッジはバラナシ市内に3つあるので混同しないように。

タブラのレッスン。
場所が見つけにくくて、今日は散々に迷う。
ようやく到着した後には買ったタブラをEMSで送るために郵便局へ。
2000ルピーくらいって聞いていたんだけど、なぜか4500ルピー。
裏からまわって早かったからチップが必要だったとの事。
にしても、これはちょっと高いよなと思う。
もらった領収書には二千ルピー以下の金額がのっていた。
(バラナシに暮らす日本人女性、M女史が言うにはEMSで送る場合、1キロ500ルピーが目安で9キロなら4500ルピーかかるとの事でした。しかし大ウソだった。)
なんだか今日のレッスンには教える気があまり感じられない。
あっという間に切り上がり。

ラマが送ってくれるというので一緒に歩く。
途中またシルクを見るが、買わないと言えばそれでOK。


駅まで輪タクで一緒に行ったんだけど、道中、政治の話や教育についての話をたくさんした。

ラマは本当にいいヤツで最後に「これは僕からのプレゼントです」といって水まで買ってきてくれた。
感動。
(後日談:この話、そこまでやるかって、後でラビーンに大笑いされた)


鉄道の車内でインド人青年に話しかけられる。
10分くらい英語で話していたんだけど、そのうちに日本語を教えてくれと言われる。
教えていたら、彼の日本語がみるみる上手になっていく。
いやーだまされた・・・(汗)
彼はナビーンといって日本在住の日本語ペラペラインド人だったのだ。
列車内で私がブッダガヤのラカンに電話しているのを聞いて声を掛けてきたらしいんだけど。

とてもうちとけて話しているうちにタブラの話になり、だまされているんだよといわれる(汗)
そりゃあないくらい高かったらしい。
(後日談:日本のようにゃんに調べてもらった値段等とも照らし合わせて総合的に考えるに、品のクオリティからすれば、私は妥当であったようにも思う)
で後日奪還大作戦を実行する事になった。
大捕物帳が楽しみだ。

ビーンのグループで同じ水を飲み、同じご飯を食べる。
いいね、こういうの。
ホテルも同じところを予約してもらい、鉄道の切符もカジュラホ→バラナシ、バラナシ→デリーと2枚の予約をお世話になった。
私の電話のチャージがなくなってしまったので、日本までの国際電話も彼の携帯からかけさせてもらった。
なんていいヤツなんだと思った。
こういうのっていいね。

全てはお導き、カジュラホに来る事にして本当に良かったと思う。
ちなみに鉄道は定刻通りの出発、到着。


ところで騙され話。
ビーンに指摘されるまで私は何一つ疑うことなく楽しかったのだ。
それはそれは美しい物語だった。
がしかし彼ラマ・・・本名サンカー(Sankar)、バラナシ生まれ・・・医学生でもなく南インドの出身でもなかった。
この嘘が良くない。
嘘の上に成り立った美談は美談にならない。
彼はそれは親切だったし、何かねだられたわけでもないし無理矢理に連れて行かれたわけでもない。
また何か盗られたわけでもない。
楽器だって日本で買う事を思えばこれでもまだ安いわけだし、そんなに納得のいかない額ではなかった。
ただ、この嘘は良くないと思う。
タブラの先生もグルであったに違いないと思うと、やはりショックだ。
みんな親切だったし丁寧だった。
しかし嘘は良くない。
大学の先生というのも嘘だったのだろう。
私にとって何か納得の行かない事があったわけでもない(まあ郵便局のチップだけはさすがになかったけれど:後日談…前述のM女史によればそんなものらしい→いやこれも大うそつき。日本人まで真顔で日本人をだますのである。)。
ただ、詐称は良くない。
そしてその場所の相場を勝手に踏みにじってはならない。
相場とは法律のような働きをするものだ。
それを著しく逸脱する行為は、たとえ相手が満足したとしても悪であると思う。
アイツ、あんなに頭の回転も早いし、また物事もよく知っている、まともな事も話していたのだから、あのエネルギーを正の方向に使ったら素晴らしい人生が開けるに違いないと思う。
心根も悪いばかりではないのは一緒にいて解る。
しかし結果がよくない。
サンカー(ラマの本名)自身が話していたように、人のためになる仕事を目指せばよいのに、今、彼がやっている事は自身の理想の真逆に近いわけだ。
後日バラナシで彼と話をする事になると思うけれど、もっと良い人生を歩んでほしいと思う。


詐欺師サンカーの後ろ姿−バラナシの郵便局にて
20110410-BackOfTricksterMrSankar-PostOffice-Banaras.jpg




藤田浩司ライブスケジュール*

2011年5月13日(金)
浅草ZINC
東京都台東区雷門2-17-13 雷門ウスイビル 8F
☆tel:03-6680-2830(営業日のみ)
open 18:00 〜 1st) 19:30, 2nd) 20:45
charge 3000yen order ※入れ替えなし
(小学4年生未満 FREE / 4〜6年生 半額)
藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
藤田浩司(Pf) http://www.kojifujita.com/
藤巻良康(Bs) http://blogs.yahoo.co.jp/letsgroove0410
小林勝彦(Ds)
安部泰朗(Conga) http://heihatiroude.gozaru.jp/
炎のラテンキューバンナイト!


2011年5月21日(土)
町田 Mi Salsa
東京都町田市森野1−11−9ソーナビルB1
小田急町田駅西口から徒歩3分
小田急線町田西口改札出たら右の階段を下りすぐ右に歩く。みずほ銀行を右手に歩くこと3分、「イワキのメガネ」過ぎればすぐそこ。)
営業時間18:00〜24:00 (無休)
☆tel:042-732-3217
チャージ\2500/w1d
1st:19:00〜
2nd:21:00〜
藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
藤田浩司(Pf) http://www.kojifujita.com/
藤巻良康(Bs) http://blogs.yahoo.co.jp/letsgroove0410
小林勝彦(Ds)
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