6:30起床。
夜じゅう明け方までお隣の家族が大騒ぎしていたが、サタデーナイトだったからか???
起きてすぐに停電。
参ったね、ドライヤー使えない。

シャワーを浴びる。
鉄分を多く含む水だ。
ラージギル(Rajgir)に来る人は大切な衣類、特に白いものとか色の薄いものは持ってこない方が賢明だ。
この水で選択すると衣服が鉄さび色に赤茶けるはずだ。

よく見るとホテルカードに「Generator Facility 6p.m. To 11p.m.」とある。。。
インドの安宿は停電が基本???手強い。
20110403HotelManita-Rajgir.jpg


8時頃に宿を出て徒歩で霊鷲山(Gridhrakuta)へと向かう。
が、大通りに出た途端にタンガのお兄さんから声が掛かる。
交渉後に乗車(乗馬?)、往復で175ルピー。
結構な道のりだったので、歩いていたら難儀していたかも。
20110403TangaToShantiStupa-Rajgir.jpg

8:40ロープェイ駅着。
道がよくわからないので目の前のロープウェイに乗る。往復で40ルピーらしい。
20110403RopewayToShantiStupa-Rajgir.jpg

はじめにシャンティストゥーパへ行ってみた。
20110403KojiFujitaAtShantiStupa-Rajgir.jpg

境内はインド人観光客で一杯。
日蓮宗系のお寺だ。
日蓮宗はそのアクティヴさがすごい。

猿を発見!
20110403BigMonkyAtShantiStupa-Rajgir.jpg

その後、法華経の聖地、霊鷲山へと階段を降りて、そして分岐から再び登った。
20110403PaisejeDeGridhrakuta-Rajgir.jpg

20110403KojiFujitaAtGridhrakuta-Rajgir.jpg

途中、少年たちが写真を撮ってくれって。
20110403SmileBoysAtShantiStupaToGridhrakuta-Rajgir.jpg

チベット僧が窪地に1クラス分も集合して一心不乱に読経している。
チベット僧の経文、パンニャーは般若かと一部の言葉が分かる。
20110403TibetanMonksAtGridhrakuta-Rajgir.jpg

ここで聞くチベットの読経と日本の読経は音律がとてもよく似ている。
狭い範囲のペンタトニックに基づいた音列が連なっている。
違いはリズムだ。
日本の読経は変拍子で記譜した場合、フェルマータの音を除けば全てが四分音符で構成されているのに対し、チベットの方はリズミカルにもっと細かな音符が入る。
チベット語には子音続きの単語もある事が推察できる。

仏陀が説法した霊鷲山頂上。
20110403Gridhrakuta-Rajgir.jpg



さて山を下って再び馬車で宿付近へ。
馬車を降りた途端に「ナーランダ!」と声が掛かったから、思わずそのバスに乗ってしまった。
10:15発10:45着5ルピー。
降りるとすぐにロバの乗合馬車(タンガ)が待っていたのでそれに乗る。
20ルピー。11:05発11:25遺跡着20ルピー。

遺跡の見学は100ルピー。
ナーランダ仏教大学は広大な敷地を持つ。
20110403NalandaRuin.jpg

感じとしては我が千葉大学の西千葉キャンパスと同じくらいだ。
これは本当にすごいと思う。
ここで唐僧玄奘三蔵法師が学んだのだという。

はずれまで行って外周の散策路に入ると人っ子一人いなくなった。
周りの風景がとても懐かしくてこころに震えが来る。

外周路の反対側に高い遺跡を発見。
中がとても神秘的。
ここも観光客はやって来ない。
人が集まる場所、流れのある場所は決まっているんだなあ、ふむふむ。

途中訳も分からずどこかのお兄ちゃんと記念撮影。
20110403KojiFujitaWithIndianBoys-Nalanda.jpg


高台から呼びかけて学生のグループをパシャリ。
20110403Smile-Nalanda.jpg

20110403SmileZoom-Nalanda.jpg


下で会ったら、引率の先生に集合写真を撮ってくれと言われてパシャリ。
インド人はなんて人なつっこいんだ。
今日はここまで良い思いしかしていない。
20110403MemoryOfSmile-Nalanda.jpg


続いて博物館へ。
ここの博物館は5ルピーしかしないけれど、もっと価値があると思う。
仏像や遺跡からの出土品が展示してある。
和ばさみだと思っていたものが、遺跡からの出土品にあった。
その他、やっとことか、みんなインド伝来なんだ。

帰り道、入り口付近にあった釣り鐘を鳴らしてみた。
日本と同じ「ゴーン」という音がする。
だから日本の鐘と祇園精舎の鐘の音はきっと一緒なんだ。
20110403KojiFujitaWithCampanera-Nalanda.jpg

少年のタンガに乗る。
40ルピーと言ってたけど、20ルピーで乗せてもらった。
どのドライバーもどこそこへ行こうと乗った後に別の場所へ連れて行こうとするけれど、あまりしつこくなくて快適だ。
13:25発13:45ナーランダのバス停着。
降りると今にもラージギル行きのバスが走り出しそうだったのに乗せてもらう。
7ルピー。13:45発14:10ラージギルのバスターミナル着。

そんなわけで今のところ、チャーターしたかのように移動時間の無駄がない。
インドの交通は案外便利なのかも。

一旦シャワーを浴びて休憩した後、今度は温泉に。
色々とリスクはあるものの、温泉博士の私がこの温泉に入る機会を逃してはいけないと思った。

貴重品は小リュックに入れ施錠、さらにそのリュックを大きいリュックに入れてベッドとワイヤーで絡めて施錠。
騙しに幾ばくかの金銭をポーチに入れてこちらも施錠して一緒にワイヤーで固定。
一番面倒で怖いのはパスポートの盗難。

腹を決めて、自分は無一文で部屋とカバンの鍵、それにタオル1枚に飲み水だけもって外出。
海パンに部屋用のビーチサンダル。

何も持たないで街に出てみると、なぜか景色がいつもと違って見える。
なんなのだ、この開放感は。
持ち物がないと、街で声もかかりにくい。

途中、日本語で話しかけられる。
バイクに子どもを三人も乗せた優しそうな紳士。
法華ホテルの売店を経営しているという。
話はしたかったけれど、もう夕暮れ時で早く温泉に入りたかったから、早々にお暇させて頂いた。

で、温泉。
ここまではバスターミナル付近から歩いて20分ほどだろうか。
昨日下見しているので一目散に温泉を目指す。
なぜか警察官の護衛&優しき案内人付き。

警察官の指揮の下、なぜか優先して温泉に入れさせてもらう。
そんなつもりはなかったから、俺はなんだか恥ずかしかったよ。

湧水口から出たての、新鮮な温泉を幾度となく浴びる。
泉温40℃。
口にも含んでみた。
鉄泉だ!
伊香保ほどの濃度はないが、確かに鉄泉だ。
それでこの灰色、ああ納得。
鉄泉でこの色だと、地中から湧いたばかりの良質な温泉って事だ。
泉源から離れたり、ちょっとの温泉を少しずつ使ったりすると酸化してもっと赤っぽく濁ってくる。

さて温泉から上がって帰ろうとすると、先ほどの案内人に「バクシーシ」と言われた。
「バクシーシ」…チップとかお布施って意味ですよね。
おぉ、そういう事であったのか。
「今、一銭も持ってないんだ」というと、「大丈夫、気にするな」と笑顔で。
まったくしつこくない。

帰り道、日本語で声が掛かる。
さっきの紳士だ。
呼ばれるままに彼のいた喫茶店に入り、しばし雑談。
ここで初めてチャイをごちそうになる。
いや、うまいな、これ。

ところで紳士、名前をジャパニ(Japani Kumar Goswani)さんという。
京都の大学で日本語を学んだ後、法華ホテルの売店を経営、その傍ら、学校に通えない子どもたちにヒンディー語や日本語を教えているそうだ。
連れていた子どもたちも可愛かったし、とても良い人でした。

帰宅。
夕日がきれい。

盗難もなし。

今晩も夕食に昨晩と同じチキンカレーとチャパティー2枚をお願いする。
しかし出てきたものは昨日と全く違った。
カレーは真っ赤で昨日より辛い。
チキン2ピースのうち一つはあまりに臓物が多くて食べられなかった。
付け合わせの野菜もなんだか一種類だけ違っていたような気がする。
トマトと紫のタマネギは一緒だとして、あと一つ・・・こんな乾いた瓜みたいなヤツだったっけ???
野菜に塩がひとつまみ盛られているのが有り難い。
これだけ汗をかくと、水の補給だけでは体調に支障をきたしそうだ。
ちなみに今の季節、この地で自分に必要な飲み水は1日3リットル弱といったところだ。

4月から始まるという暑熱期にびびっていたけれど、自分の滞在期間中は大したことなかった。
というか、夜などは吹き渡る風が23℃くらいで超過ごしやすいくらいだ。
日中も暑いには暑いけれど、東京の夏と比べたらさほどでもないだろう。

今晩はとても静かだ。
昨晩の朝までどんちゃん騒ぎはやはり土曜日特有のものであったようだ。



藤田浩司ライブスケジュール*

2011年4月27日(水)
ナチュラルハーモニー2000
大網白里町ながた野1丁目7−7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:15
藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
藤田浩司(Pf) http://www.kojifujita.com/
藤巻良康(Bs) http://blogs.yahoo.co.jp/letsgroove0410
小林勝彦(Ds)
安部泰朗(Conga) http://heihatiroude.gozaru.jp/
炎のラテンキューバンナイト!永田ファイナル!お見逃しなく!

2011年5月13日(金)
浅草ZINC
東京都台東区雷門2-17-13 雷門ウスイビル 8F
☆tel:03-6680-2830(営業日のみ)
open 18:00 〜 1st) 19:30, 2nd) 20:45
charge 3000yen order ※入れ替えなし
(小学4年生未満 FREE / 4〜6年生 半額)
藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
藤田浩司(Pf) http://www.kojifujita.com/
藤巻良康(Bs) http://blogs.yahoo.co.jp/letsgroove0410
小林勝彦(Ds)
安部泰朗(Conga) http://heihatiroude.gozaru.jp/
炎のラテンキューバンナイト!


2011年5月21日(土)
町田 Mi Salsa
東京都町田市森野1−11−9ソーナビルB1
小田急町田駅西口から徒歩3分
小田急線町田西口改札出たら右の階段を下りすぐ右に歩く。みずほ銀行を右手に歩くこと3分、「イワキのメガネ」過ぎればすぐそこ。)
営業時間18:00〜24:00 (無休)
☆tel:042-732-3217
チャージ\2500/w1d
1st:19:00〜
2nd:21:00〜
藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
藤田浩司(Pf) http://www.kojifujita.com/
藤巻良康(Bs) http://blogs.yahoo.co.jp/letsgroove0410
小林勝彦(Ds)
安部泰朗(Conga) http://heihatiroude.gozaru.jp/


2011年6月18日(土)
東京ラテンナイト(ライブ舞踏会)
六本木スタジオPEPE2
東京都港区六本木7-17-12 ビジネスアパートメンツB1(明治屋裏)
Tel: 03-5474-8019
藤田浩司(Pf) http://www.kojifujita.com/
藤巻良康(Bs) http://blogs.yahoo.co.jp/letsgroove0410
安部泰朗(Conga) http://heihatiroude.gozaru.jp/


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