リスボア三日目最終日。
今晩から明朝にかけてがおそらく旅のクライマックス、最もきつい日程なのでチェックアウトは11時。
宿で荷物を預かって頂き、街を巡る事にする。
本日は歩くのみではなく「ヴィヴァ・ヴィアージェン」という1日フリーパスを購入。
デポジットのカード代込みで4.2ユーロ。
まずは名物サンタ・ジュスタのエレベーターへ。
すごい行列。
これ、普通なら徒歩で登るわ。
30分近く待ってあっと言う間のエレベータータイム。
大して眺めが良いというわけでもない。
すぐさま徒歩でバイシャ・チアードの方へと下り、28番の路面電車に乗る。
これはいい!
途中眺めた国会議事堂が印象的。
終点で降りて何の気なしに歩いていると、教会の脇からとても良い眺め!
街の向こうにサンジョルジュ城がそびえる。
28番で今度反対側、初日にちょっと登ったアルファマ方面へと向かう。
こちらも終点で降りてちょっと歩くと教会の脇に絶景ポイントが。
で、ここまで来る途中テージョ川方面に開けた絶景ポイントを見つけたので、折り返してそこで降りる。
さて今度はいよいよサン・ジョルジュ城へ。
マルティン・モニスの駅が近いようだったので、行き先の表示してあるバスに飛び乗りマルティン・モニスへ。
意外や意外、ここは中華街だった。
「サン・ジョルジュはこちら」の案内を見つけたので石段の坂を登る。
お城なだけにストレートには行き着かなかったが20分ほどで到着。
入城は8ユーロ。
ヨーロッパの城も堅牢だ。
空爆のなかった中世なら、これはそう簡単に落ちないだろう。
ここからの眺めはもちろん絶景!
お城を出たところに737番のマイクロバスが停まっていたので思わず乗ってみた。
何のことはない、一つ前の絶景ポイント前を通過して地下鉄ロッシオ駅の真ん前に停まった。
ここが終点。
さらに気になっていたマルケシュ・ポンバウの広場を巡る。
これは地下鉄で。
最後に…日本で調べてあった地ビール屋へ。
地図での所在は確認出来ていないが、果たして辿り着けるのかだろうか。
まずはグローリア線のケーブルカーで。
ここは以前歩いて登ったところ。
ケーブルカーを降りて左にビューポイントがあったので景色を堪能。
リスボンの街は美しいな。
今まで訪れた事のある街の中でも一番きれいだ。
そんな気持ち。
メーカーが経営するトリニダーデを教会脇を少し下ったあたりに発見!
すごい、迷わなかった。
もちろんサグレシュの生を一杯。
300ml1.65ユーロ。
意外にも庶民的なのであった。
味はヱビスに酷似。
さらに引き返し、その教会前の階段をグッと降りていつものお店でも一杯。
今度はサグレシュ・プレータ(黒)。
これとチキンカツサンド。
ここのチキンカツカンドは硬派だ。
カツを葉っぱ一枚と共にパンにはさむだけ。
ソースも何もなし!
手元に調味料もなし!
でも美味しい。
ロッシオ広場の風景を楽しみながらしばしゆったり。
夕方の景色となり、荷物引き取りに約束した時間は迫っていたが、今一度コメルシオ広場先の川縁へ。
やはり良い景色。
それに満ち潮で臭くない!
いよいよ荷物を預けておいた宿へ戻る。
まだ少々時間があったので、もう一回だけと例の店へ。
ヴィーニョ・ベルデ。コップ一杯1ユーロ。
これで本当にリスボンとさよなら。
バスターミナルへはチケットを買いに行っていたから迷わずにすんなりと到着。
セビージャ行きのバスは快適とは言い難い。
足下が狭く、殆ど普通のバスなんだな。
実はこの一晩がヤマであると思っている。
ちゃんと夜が明けるまで無事に過ごせるかどうか。
バスには途中、人がどんどん乗ってきてファロの次のターミナルで満員。
窮屈だ。