予想に反して宿はとっても静か。
良い事だ。

ブッフェの朝食に細かく刻んだ野菜、これがモロッコ風らしい。
給仕のおばさんに焼いてもらったオムレツやお姉さんに焼いてもらったモロッコ風のパンが美味しい。

朝食の後、まずは海へ。
人生で初めてアフリカ大陸に渡って大西洋を見た。
対岸は勝手知ったるアメリカ大陸だ。
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風は涼しいが、水は温い。
かなりな遠浅海岸である。

スーパーマーケットを目指してみたが、日曜閉店。
カフェ以外あちこちの店は全て閉店している。
これほど日曜日に全て店が閉まるのは初めて見たなー。
恐るべしモロッコ

街を歩いていれば、何人か商売っ気のある人たちから声が掛かる。
ベルベルの商人だという人がいた。
みんなあまりしつこくはない。

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(アガディールのメスキータ)

キオスクみたいなところだけは開いていて、そこで石けんを買う。
大きいのを出して細かなお釣りをたくさんもらってしまったので(ややヒンシュク)「シュクラン(ありがとう)」と言ったらとてもにこやかになった。

CTMという長距離バス会社のチケットオフィスを見つけたので、マラケシュ行きのチケットを買った。
105DH。
バスはここからは出ないというので「どこから?」と聞いても「プティタクシーを拾え」と素っ気ない返事。

当初の予定では明日、同じく海岸の街、そして芸術家の街とも言われるエッサウィーラへと向かうはずだったが、神のお告げによりマラケシュ滞在を一日長くする事に決める。

気が付いてみれば3時間ほどの散歩、帰ってシャワーを浴びてプールへ泳ぎに行った。
水着はアガディールの為だけに持ってきた。
あまり泳ぐ人もいない中、ひたすら単純往復する。

そういえばアガディールの街は、人が少ないなー。
人口自体が少ないのだろうか。
観光客もわさわさいる感じではない。
?すでにオフシーズンなのかな???

その後必要と思われる言葉をノートに書き付け、アラビア語とフランス語の勉強。
これで多少通じてくれれば良い。

夕方、再び海を見に行く。
潮が大きく退いていた。
この先、こうしてアフリカ大陸から大西洋を眺める日が再びやって来るのだろうか。
うーん、その可能性はかなり低いだろう。
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