思わずジャケ買い?したところ目次を見た時点で、以前読んだ本と判明。
しかし、本というのは読み直してみるとさらに発見がある。

土左衛門(水死体)が赤鬼、青鬼のモデルだろうという作者の説にはリアリティがある。
入水自殺死体の不気味な変身・・・遺体は青鬼の後の第2段階、赤鬼状態での発見が多いそうだが、腐敗ガスによって身体は2倍以上に膨れあがり、目も舌も飛び出した状態となるらしい。腐敗ガスに含まれる硫化水素が血中ヘモグロビンと結合し、硫化ヘモグロビンとなる。まずは胃酸や腸の消化液によって自家融解した腹部より淡青藍色となり、やがてそれは全身に及び、さらに腐敗が進むと暗赤褐色に変化する。しかも流水中では死後硬直が起こりにくく、殆どの場合は全裸で発見されるそうだ。
入水自殺はどことなくロマンチックだが、その現実は凄まじい。


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