「自己責任」といえば、2004年くらいだったか・・・イラク人質事件の時に見た細田官房長官の姿が思い起こされる。
国家が負う最大の義務は「自国民の保護」に集約されると思うが、しかし、この時政府が見せた見解はその義務を放棄するかのようなものであった。

「自己責任」で行動してくれと言えばなんとなく聞こえは良いが、要は政府にとって体の良い「棄民」を意味していた。

この社会で「自己責任でやってくれ」と言われたら、実はそれ、見捨てられた事を意味するんだろうな。
管理する側にとっては実に体の良い逃げの言葉だ。

逆にこれを言われる立場を選ぶなら、結局、自己の安全を確保するために莫大なコストを支払わなければならないだろう。

それも人生だけど。

どちらが良いのかは縁と運と時流に、その人の資質・・・複雑な要素が絡まり合ってよくわからない。

  • 次回ライブのお知らせ-

2007年6月2日(土)藤田浩司PianoSolo
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7−7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:00
チャージ1000円


DrumStudio LA FIESTA
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