最近生徒のうち二人が続きざまに芸大に行きたいと言い出し、一人は高校二年生なので、慌てて芸大と何かと縁の深い東京音大の冬季講習会へ送り出しました。何も準備が出来ていない、と本人は躊躇していましたが、こういった機会は逃さずに行けるものは逃さず行っておいた方がよいでしょう。

 受験で思い出しました。以前、ソルフェージュ(聴音、新曲視唱、楽典)の指導を受験生対象にやっていた事があります。これはすごいですよ。志望校合格率100%!国立音大、武蔵野音大、東京音大千葉大教育学部等の難関を受験した子達がすべて受かってしまっています。
 中には卒業後国際コンクールに入賞したような子もいるので、たまたま受講生の資質に助けられたというのも大きいですけどね(^_^;)

 季節ですから、どうしても困っている受験生はinfo@la-fiesta.jpあてにメールにてご相談下さい。
 DrumStudio LA FIESTAには現在ソルフェージュ科は開設されておりませんが、希望者がいるようでしたら考えてみます。
 大学で習うような和声と、ポピュラーの合理的な和声との合わせ技に秘密があるんです。

 私の実技の生徒は過去に二人、打楽器で大学受験しましたが、告白してしまうとこちらは今のところ不合格率100%です(>_<)
 二人とも、打楽器科の場合で全国から年に2〜4人しか合格者を出さない芸大しか受けないんだもの。
これほどの狭い枠の中に入るには運とか縁とか、そんなものも絡んでくると思います。
二人とも実力十分でしたので、芸大以外の難関大学なら、もし受けていれば確実に合格していたと思われます。
 その二人も今は素晴らしいプロの演奏家で、キューバ音楽を得意としています。
 かえって芸大に行かなくて良かったかもしれない。

 芸大も良いけど、ドラムやりたいならISA(キューバ国立芸術大学)がお薦めなんですけどね。
 あそこのレッスンは見学した事あるけれど、打楽器に関してはクラシック分野もすごいですよ。
 ホントすごいっすよ。
 超絶技巧で知られる世界的ジャズピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバもISAの打楽器科出身です。
 キューバの若手スターミュージシャン達は殆どそこの出身です。
 ちなみに主任教授は私が師と仰ぐ人でもあり、とっても仲良しです。

 ドラムスタジオ・ラ・フィエスタは基本的にポピュラー音楽の教室ですから、音大受験生は滅多に出ませんが、プロは何人か出ています。
 前述の二人に加え、元ジャニーズJr.としてデビュー当時は滝沢秀明今井翼とトリオを組んでいたK君もドラムが好きでジャニーズを飛び出し、今はミュージシャンと役者兼業で頑張っているようです。脱サラして渋谷のヤマハを中心にドラム講師と演奏活動しているK君、そのほか、お忍びでやってくるプロの人数名とか。今、私のバンドに入ってもらっている18歳のKさんは今のところまだプロとは呼びがたいですが、今後どうなるか楽しみでもあります。才能は十分でしょう。
 ピアノの生徒では畑をかえて人形劇役者として全国を巡っているOさんなども異色の存在です。

 生徒のうち、個人的には今、小学3〜4年に固まっている4人の成長が格別楽しみです。あいつらはドラマーじゃないにしても確実に何かの形で世に出てくるでしょう。

 今度音大受験という二人も演奏家になってくれたら今後心強いです。地域で何か出来ますね。
 ドラムの郷茂原。

DrumStudio LA FIESTA